大工10ヵ月目and最近の出来事
- Category:マドリヤ木工部 (マドモコ) ブログ
- Writer:井尻 将
こんにちは!マドモコ大工の井尻です。
10月に入り、大工10か月目となりました。あと2ヵ月もすればもう今年が終わってしまいますが、現在大工をはじめて5棟目の物件に携わらせて頂いておりまして、9月末にM様邸の上棟を行いました!
平屋(+ロフト)の物件になります!平屋を建てるのは初めてなのですが、上棟前の土台敷きと上棟時に行う野地板張り(屋根の下地)が2階建ての建物と違い面積が圧倒的に大きいため、作業が夏場ではなく少し涼しくなったタイミングで本当によかったなと思います(笑)。建物のコスト的にも平屋の建物は基礎の面積、屋根の面積が大きくなるため、2階建てと比べると高くなりますが、敷地に余裕があれば全て1階で完結できる平屋が理想ではありますよね!
上棟から1ヵ月が経ち、現在フローリング張り工事を行っておりまして、木完まで残り1ヵ月と少々ですが気を引き締めて頑張っていきたいと思います!
話は変わるのですが、先日大学時代の友人の結婚式に招待され、地元の関西に帰省しておりました。昨年の9月には別の友人の結婚式に招待されていたのですが、コロナの関係で参加ができなかったため、久々に友人たちに会うことができました。
友人と会うと大学時代のことを思い出すのですが、仕事を経験している中で、本当にためになる大学だったなと思ったので、簡単に大学の紹介をさせて頂きます(笑)!
高校を卒業してまず2年間は滋賀県にある「近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校(近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校 滋賀職能大(ポリテクカレッジ滋賀) (jeed.go.jp))」という専門課程、その後は就職か進学かが選択できるのですが、僕は進学を選択し、大阪府にある「近畿職業能力開発大学校(近畿職業能力開発大学校 (jeed.go.jp))」という応用課程に進学をしました。(卒業すると4年生大学卒業の証となります。)
戸建て住宅をメインで学ぶ学校ではないのですが、木造、RC造、S造それぞれを学び、設計やCAD、実際に木造の2階建て住宅を自分たちで手刻みを行っていきながら建てたり、RC造の鉄筋を組んだり型枠をたてたり、クレーンを使用してS造を建てるという体験もできました。それ以外には構造計算や地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)、レベルやトランシットを使用した測量、溶接やフォークリフト、足場の設計から足場の組み立て等、思いついた内容をバラバラと書きましたが、本当に多種多様な経験ができました。
一つ後悔というか自分の中で思っていることがありまして、中々難しいのかもしれませんが高校を卒業してすぐ大学にいくのではなく、仕事をある程度経験してから大学にいってこれらの内容を学びたかったと感じました。言葉を覚えても実際の内容までは理解しきれない部分がありますし、内容によっては理解できないまま、ただ授業を受けて時間が過ぎていく場合もあると思います。仕事を経験していれば理解度も違うと思いますし、より深く学べると思いますので、個人の考えとして、就職→学校→就職のほうがより成長できたのではないかなと、しみじみと感じております。(笑)。
建築、建設を学びたいお子様がいらっしゃる方には、ぜひおすすめしたい学校でもありますので、ぜひご検討を!
それではまた!