南を閉じ、東西に開いたリビングで 1日の移ろいと春夏秋冬を感じる
Q 家族構成などについて教えてください
家族構成:夫40代、妻30代 長男7歳 長女5歳 + 猫1匹
土地探し期間:なし(建て替え)
家づくり期間:約2年
2024年1月竣工
木造2階建
1階(玄関、SIC、LDK、洗面脱衣室、浴室、トイレ、トールペイント教室、洗面)
2階(寝室、書斎、WIC、子供部屋×2、トイレ、バルコニー)
敷地面積:122.08㎡(36.92坪)
延床面積:105.54㎡(31.92坪)
Q 家づくりをはじめたきっかけはなんですか?
「小学校入学に合わせて、賃貸アパートを建て替えました」
奥様:私たち家族は最寄りの賃貸マンションで暮らしており、ここは私の母が所有する賃貸アパートでした。小学校に隣接する立地だったこともあり、息子が小学1年生になるタイミングで、私たちの住まい兼母のトールペイント教室として建て替えることにしました。
Q マドリヤアーキテクツに依頼した決め手はなんですか?
「感覚が合いそうだという直感です(笑)」
ご主人様:住まいとトールペイント教室は、しっかりと動線を分けたいと考えていました。そのため、大手のハウスメーカーではなくて、間取りの自由度が高い設計事務所を探しました。3社ほど検討し、施工事例を見たり、担当の方の人柄に触れたりして、感覚が合いそうだということでマドリヤさんに決めました。
奥様:施主購入品の色はどちらがいいか、ここにこれを置いたら変ではないかなど、細かいことまで相談して頼り、結果的に家で気にいらない部分が何もない。はじめの直感は当たっていたんだと思います(笑)
Q 家づくりはどのように進みましたか?
「当初案をほぼそのまま採用しました」
ご主人様:家の見学会にいくつか訪れてから、じっくりとヒアリングをされて、出された間取りをほぼそのまま採用したという感じです。変更したのは、WICと書斎の位置を入れ替えたことぐらいですね。念のためということで、日当たりを生かした2階リビングの案も追加で出してくれましたが、夫婦共に実家が1階リビングの家だったので1階がいいということで当初案に決めました。
奥様:見学会でちょうど猫のいる家を見て、うちも欲しい!と猫専用の透明ドアを取り入れたりしました。複数担当制なのですが、猫に詳しい担当者もついてくれて心強かったです。
Q 竣工後一年経って住み心地はいかがですか?
「リビングで季節や1日の流れを感じられます」
ご主人様:吹き抜けのLDKは、目線が抜けてとても居心地が良いです。南に3階建ての家があるのであえて開口部をつくらず、東西の高い位置に窓を設けた設計のおかげで、人に見られることもなく伸び伸びと過ごせます。日中はずっと明るいですし、朝は東の窓からの差し込んだ光が美しく、夜はソファに座っていると月が上るのが見えるんです。西の窓は小学校に面していて借景で桜の花見ができます。季節や1日の時間の流れを感じられる家ですね。
私は99%在宅の仕事をしているのですが、リビングの一角で仕事をしていた以前と比べて、切り替えがずっとしやすくなりました。書斎にこもっていて休憩でリビングに出てくると、広がりを感じてスッと気分転換ができるんです。
「住居と教室は完全にすみ分けができました」
奥様:家族全員が、リビングのソファがお気に入りの場所で取り合いですね。猫もずっとソファで寝ています。時々階段を上って、梁からキャットウォーク、階段状の飾り棚を下りてくる、と縦横無尽に渡り歩いていて楽しそうです。
2列型で考えていたキッチンは、壁付けキッチンと、正面にカウンターという形に変えたのですが、カウンター横の冷蔵庫が、柱のように見える仕切り壁の中にすっぽりと隠れて、とてもすっきり納まっています。回遊動線なのも使いやすいです。
断熱がしっかりしていて、東向きの角に設けたトールペイント教室が、冬でも寒くないと母も喜んでいます。教室のある日は、玄関、洗面台のある廊下、トイレ、教室というエリアを引き戸で住居側と完全に仕切り、生徒さんと出くわすこともなくすみ分けできています。