電気の現地打合せ
- Category:きほんのきのいえブログ
- Writer:松口 美月
こんにちは、松口です。
今回は「きほんのきのいえ」の家づくりで私たちがいつもやっているお打ち合わせの様子をご紹介したいと思います。
ちょうど昨日、小平市のS様邸にて電気の現地打合せ(ボックス確認)を行いましたので、その様子をお伝えします。
電気のボックス確認は、建物の骨組みが出来上がる「上棟」からおおよそ約2週間後くらいに行います。
大工さんの工事が進んでいくと壁が塞がったりして配線の変更が徐々に難しくなっていくからです。
↑柱に取り付けてあるボックスや床などに貼ってあるテープで位置を確認します。
当日は、現場監督さんと私たちマドリヤとお客様が集まってコンセントやスイッチ、照明の位置をひとつずつ確認していきます。
ちなみにですが、きほんのきのいえの標準のスイッチの高さは床から930で、ちょっと低めです。
24時間換気の換気扇や給気口は視線に入りにくい、床から40センチの高さにしています。
エアコンのコンセントは天井に付いています。
見た目がすっきりすることとコンセントに埃が溜まりにくいメリットがあります。
私たちの小さなこだわりですが、きっと暮らしてみると違いが実感できるのかなと思います。
電気関係の配置の確認と合わせて、造作のイメージも確認していきます。
この段階ではサッシも付いているため、開き勝手やガラスの種類、窓から見える景色の確認もできます。
お客様にとっては、これまでに見てきた図面やパースではピンと来なかった距離感がはじめて体感できる機会でもあります。
私個人としては、最初は図面の向きと建物の向きがよくわからなくなって迷子になっていましたが、だいぶ慣れて来ました。
最近はボックス確認のご説明と打ち合わせを任されていますので、お客様の感想を直接聞くことができてとても楽しいです。
「思ったよりも明るい」 「動線が使いやすそう」
などポジティブなご感想もありますし、
「スイッチはここだと使いにくそう」 「照明がここだけで暗くないか心配」
など気になる点もお伺いする場合もあります。
その場合は位置を変えたり別の照明器具をご提案するなどして改善していきます。
おおよそ1時間半ぐらいの所要時間ですが、とても中身の濃いお打ち合わせです。
その場で感じた小さな違和感も気兼ねなくお伝えいただければと思います。
それではまた
松口