CEO Blog 代表・落合のブログ

「きほんのきのいえ」について①※2023年版

「きほんのきのいえ」は、一昨年10月のご案内開始からもう少しで2年となります。
今日現在までで30件のお客様に設計のご依頼をいただき、取り組んでまいりました。

 

もうすぐ2年の節目を迎えますので、改めてマドリヤをご検討いただいている方に向けて、「きほんのきのいえ」についての現在地をイメージできるようにご説明できればと思います。
今回は、これまでにどのようなお客様からのご依頼をいただいてきたかをご紹介いたします。

 

■これまでのお客様たち

 

大きく、
①土地にこだわるために「きほんのきのいえ」を選ばれた方
②終の棲家を予算内に作るために「きほんのきのいえ」を選ばれた方
③趣味にこだわるために「きほんのきのいえ」を選ばれた方
の3つのテーマで紹介いたします。

 

□土地にこだわるために「きほんのきのいえ」を選ばれた方

 

横浜市港北区 T様ご家族の場合。

 

 

土地がなかなか出ない人気エリアで土地をずっと探されていたT様。やっと出た大手分譲戸建てビルダーの土地購入を決めた後、その会社の施工ではどうしてもデザインに満足できないという思いをお持ちでした。
美容師の旦那様と奥様、娘さん二人の4人のご家族構成。

初回のご相談の際には、
・抽象的なデザインがお好み
・引き算でデザインしてほしい
など具体的なイメージをお持ちでしたので、ご要望をとてもつかみやすかったのを覚えています。
・「この町で一番の家にしてほしい」
とも言われましたので、そのつもりでプランいたしました。

 

正式なご依頼後、着工タイミングの関係で仕様打合せが始まるまでに数か月あったため、数回のプランブラッシュアップを行いました。

 

屋根の勾配や割合を複数お作りして意見交換を行い、現在のデザインとなりました。

 

大部分はほぼ「きほんのきのいえ」の標準仕様ですが、開放感のあるオープン階段や、支給品のステンレスキッチンなど見所がちりばめられた住まいとなりました。

 

土地を含めた総予算では少しオーバーしましたが、ご満足いただけたようです。

 

「コストを抑えるため、デザイン上どうしても必要な植栽はご自分たちで植えてください。私たちもお手伝いします!」

 

ということでスタッフ数人で植樹DIYのお手伝いを行いました。

 

□終の棲家を予算内に作るために「きほんのきのいえ」を選ばれた方

 

相模原市K様ご家族の場合。

 

 

K様は、居住中のご実家を建替え、これから介護が必要になっていく高齢のご両親との3人住まいをご計画でした。

 

ご自身も年齢的に住宅ローンを組むことは現実的ではないことから、すべて自己資金の2000万円で収まるように建替えを行いたいということでした。

 

このために私たちとしては、
・「きほんのきのいえ」をベースにして本体価格を抑えること。
・ロフト空間を活用して荷物をしまい、生活空間自体はコンパクトに抑えるプランとすること。
・解体の範囲を限定し、使いまわせる塀などはそのまま活用すること。
・照明や設備などは極力標準品のまま使うこと。
・断熱や構造などのコストダウンはかえって将来の費用負担が増えてしまうので行わないこと。
などを方針として設計を開始しました。

 

建替えのお客様は「冬寒く、夏暑い家をなんとかしたい」というご希望がある場合が多いのですが、K様もまさにそのようなご要望でした。ベースとなる断熱性は確保しながら、冬に日差しを取り込み、夏は日差しを遮る窓配置としました。

 

また、車いすを使うようになった場合を想定した建具や廊下の幅の調整、お年寄りでも使いやすいスイッチ等の高さの設定など、コストをかけずに(またはなるべくかけないように)変更できる点についてご相談していきました。

 

□趣味にこだわるために「きほんのきのいえ」を選ばれた方

 

伊勢原市F様ご家族の場合。

 

 

マドリヤの狭小住宅のご見学から興味をお持ちいただいたF様。
小さくても快適に暮らせる実感をお持ちいただけたとのこと。

 

返済計画や将来のライフスタイルを考えて建築予算としてお決めになったのが土地代金も含めてMAX4000万円。この計画が成立するための土地情報収集からスタートしました。

 

「この土地で決めようと思います」とご連絡をいただいた土地(土地価格1700万円弱)は伊勢原市の閑静な住宅街でした。

 

F様が大事になさっていたのは、趣味のDIYのための工房空間を作ることと、新築の家にご自分たちで手を加えていける余白を作るということでした。

 

・大きなロフトを設ける代わりに子供部屋などはコンパクトにして、全体の面積を小さく。
・壁の仕上げを行わないエリアをつくる
・ご自分で作れる造作(ドアや手すりなど)は、取り付けが容易にできる程度の工事でお引き渡し
・ご自分では難しい部分(タイルなど)は施工する

 

といった取り組みでコストをおさえつつDIYも楽しめる新築住宅としました。

 

お引き渡し後の様子をまだ拝見できていませんが、スタッフ一同とても楽しみにしています。

 

■「きほんのきのいえ」の家づくりの特徴

 

3組のお客様の事例を大まかにご紹介しましたが、いずれのお客様も「きほんのきのいえ」の標準仕様や規定を守りながらも、可能な範囲でカスタマイズを楽しみながら個性的な住まいを建てられていたなと改めて感じます。

 

もちろん、なんでも対応可能、というわけではありませんが、ルールの中で最大限可能なご提案を(コストパフォーマンスを考えながら)これからも追及していきます。

 

次回は、現在の「きほんのきのいえ」の標準仕様やルールについてご説明いたします。

 

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落合正一

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