家づくりを相談するとき、どこまで「決まって」いればいいか
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落合です。
初回の無料相談の際、お客様から申し訳なさそうに、
「まだなにも決まってなくて・・・」
のような感じにおっしゃられることがあります。
注文住宅は土地選びから始まり、ローン、間取り、工法、建材・・・と決定事項の塊ですので、
何かがきまっていないと相談に来てはいけないような感じがするかもしれないですね。
家づくりのプロの方の中にはいろいろ考え方があるでしょうが、マドリヤの場合は「なにも決まっていなくて大丈夫」です。
むしろ、限られた情報だけで判断されて決定事項を積み上げられているほうが手間がかかるイメージです。
最低限、「今後の家をなんとかしたいかもな」ぐらいの動機で全然大丈夫です。
もうあれです、家づくりのスタートについて、ご夫婦で合意できてなくても構いません。
明らかに乗り気でないご主人を何人も家づくりに巻き込んできた実績があります笑
マンションにすべきか、実家を建て替えるべきか、新たに土地を買うべきか、
そのような状況でこそ、建築士は言えることがあると思います。
「お客様の場合は、マンションのほうが絶対いいですよ」と何組かの方にはアドバイスさせていただいたことがあります。
設計事務所に相談に行く、というのはかなりの覚悟がなければ行動できないことなのかもしれませんが、
特にマドリヤにいるのは天才建築家でもなんでもなく、普通のモブ建築士ですから、
フラッと突然お越しになって、世間話をしながらお茶飲んで帰るでもよいぐらいなのです。
誤解がないように申し上げておくと「いろいろ決まっていると嫌です」ということではないです。
ズラッと要望事項が並んだ「家づくり計画シート」みたいなものを受け取るのもそれはそれで「挑戦状」のような感じで燃えるものがあります。
そういう場合は、項目を上からお客様と一緒にときほぐしながら更新していき、プラン検討に入ります。
おちあい