インプットタイム
- Category:きほんのきのいえブログ
こんにちは、松口です。
10月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
夏はとても暑いのでバスで通勤をしていたのですが、最近は毎朝天気予報を見ながらバスにするか自転車にするか悩んでいます。
さて、私が入社してから早くも半年が経ちました。
最近は事務所でのデスクワークだけでなく様々な場所に行き、建物を見学するなど実際に何かを見て学ぶ機会が増えてきました。
今回は1回目の見学研修で行った武蔵野見学についてお話ししたいと思います。
武蔵野見学
まず始めに行ったのは江戸東京たてもの園の中にある前川國男邸です。
実は、大学1年生の時に一度、新入生オリエンテーションで行ったことがあるのですが、その時のことはあまり覚えていませんでした。
入学したてでまだ建築を学ぶ前の私には正直見学に行ってもどこをどう見れば良いのかがわからず面倒な行事だと感じていた記憶はあります。
このように薄っすらと私の記憶の中にあった前川國男邸ですが、建築を学んで4年ぶりに見に行くと前よりも多くの発見があってとても楽しかったです。
部材の厚さや金具の間隔、雨具のしまい方や視線を遮るアプローチなど一緒に行った落合と井上の解説のおかげで自分では発見できない細かな視点で見ることができました。
↓前川國男邸
次に見に行ったのはHoccoです。
Hoccoは店舗併用賃貸住宅のため、1階のお店部分を外から見たり広場のようなところを見て歩くことしかできませんでしたが、そこでも落合と井上は建物の配置や外観だけでなく構造柱や配管、換気部材などに注目して話をしていて、やはり目の付け所が違うなと感じました。
私はまだ理解できずに聞いているだけになってしまいましたが、いつかは聞く側ではなく話す側になれるくらいに知識を身につけたいです。
私はまだまだ視野が狭いので、もっと細かなことに自分で気づけるように今は先輩方の話をたくさん聞いてどんどん吸収していけたら思います。
学生の頃、見学ってあまり意味のないものだと思っていましたがどんなところでも見方次第で学べることが多いことに気づけた1日でした。学生の頃も真面目に見学しておけば良かったと少し後悔…
これからは時間を無駄にせず、しっかり見て学べることは学んでいきたいと思います!
それでは、また
松口