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2025年4月からの法改正に向けて

こんにちは!

もう明日から10月!下半期…早い!

皆さんの夏はどうでしたか?
我が家は近場で過ごす夏となり、これから秋にイベントの予定です。

運動会なども控えているお子さん多いのではないでしょうか。楽しみですね!

 

さて、来年の大きな法改正に向けて、国交省も行政も私たち設計者も準備をしています。

2階建て木造住宅など4号建築物に対する特例の縮小が大きなポイントとなり、

省エネ計算は義務化、構造計算・図書の提出が必須となってきます。

 

省エネについては、これまでも推進しており、子育てエコホームなど補助金が存在しています。

太陽光発電システムを取り入れるお客様もだいぶ増えてきました。

東京都では、東京ゼロエミ住宅といって太陽光パネルや省エネ住宅には特別に補助金を交付する制度がありますが、2025年4月からは、なんと新築住宅に太陽光パネルが義務化されることに。

また、どの新築住宅も、建築確認申請時に、省エネ計算も提出が義務化されます。

 

構造については、これまで審査が省略されておりましたが、構造計算や壁量計算が確認申請時に必須となります。

 

ではどうやって計算しているのか?

 

 

 

省エネ:CADのように、間取りと断熱仕様を入力していくと、UA値(外皮平均熱貫流率)がわかります。

UA値は外皮を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。

この数値を0.46以下(等級6)にするのが目標です。

また、エアコンや換気システム、浴槽や水栓の種類などにより一次エネルギー消費量計算も変わります。

 

構造:同じように間取りを入力しますが、柱や梁、基礎や屋根など全てを入力し、それぞれにかかる荷重により強度や梁せいなどが決定されます。

今まで行っていた仕様規定といわれる、建築基準法で定められている必要最低限の簡易計算に比べると、耐力壁は2.7倍ほど。

さらに、この耐力壁配置や梁・柱配置によって決まる、建物の偏心率も、しっかり確認します。

建物の剛心と重心がなるべく一致するよう、耐力壁を配置していきます。

品確法で規定されている住宅性能表示制度による計算方法もありますが、許容応力度計算による耐震等級3が最も精密で安全性レベルが高いといわれています。

 

 

マドリヤはこれまで何十棟とこの二つの計算を精密に行ってきました。

これは2025年4月になっても変わることはありません。いつも通りです!(笑)

自信をもって、省エネ・構造のご提案をさせていただきます。

法改正と聞くと、不安に感じられる方も多いと思います。

でも、何をすべきなのか、何ができるのか…明確にお話しさせていただきますので、なんでもご相談くださいね。

 

ではまた~!

ほんだ

 

 

この記事を書いた人

本多 千絵子
設計/きほんのきのいえ

本多 千絵子

Chieko Honda

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