家具のご提案始めます
- Category:きほんのきのいえブログ
お久しぶりになりました、相須です。
間取りを考えるとき、家の中心となる居場所をどこに据えるのかというのは重要なポイントの一つです。
その中心になる事の多いソファやダイニングテーブルなどでどのように過ごすのかを考え、ご提案の際には置く位置やサイズなども分かるようにと心がけているのですが、例えば、ソファからてキッチンにいる奥様と目があうとか、ダイニングに腰かけてどこに視線が抜けるなど室内空間と外部との関係性などもご説明をする事でより間取りから生活をイメージしていただきやすくなります。
お打合せの流れで、どの様な物を置きますかね?という話になるのですが、今まで使われていたものをそのまま持って来られるという方もいらっしゃいますが、どちらかというと新築に合わせて新調されるお客様の方が多いように思います。
今までも「相須さんのお勧めってありますか?」とご相談いただく事もあったのですが、価格とデザインも含めたクオリティのバランスが取れたものが中々ないのが悩みどころでした。そんな折マドリヤでもっと家具のご提案ができるようにしよう!という話が持ち上がり、先日姫路の家具会社さんの視察に行ってまいりました。
北欧ヴィンテージ家具の販売も取り扱うこちらの会社は、そのノウハウを生かしてチーク材をつかった伝統的な北欧家具のデザインを踏襲したオリジナルの家具「Klokken」を展開しています。
コストパフォーマンスの高さとそれを実現する為の創意工夫を代表の方から伺い大変驚かされました。
北欧家具といえばソファは基よりチェストにしてもシェルフにしても繊細な脚で浮いているような形のものが多いイメージ。元々は北欧気候風土が関係して出来上がったデザインではあるのですが、その軽やかさがコンパクトな日本の住宅にとても合いますし、普遍的で機能的なデザインはとても日本人の感性に合うのではないか、と勝手に思っています。
「Klokken」 ですが、近々マドリヤの事務所や見学会などでご覧いただける事になりそうですのでご期待下さい。