土地探し、まずは何をすべきか(あるいは設計事務所での土地探しのすすめ)
- Category:代表・落合のブログ
落合です。
土地を探して家を建てたい、となった場合、
何から手を付けるのが正解か?
という問いについて、いろんな意見がありますね。
・建設会社を先にきめたほうが予算がわかるからいい
・住宅ローンについて銀行でいくら借りるかを決めた方がいい
・難しいことは考えず、不動産屋さんに行けばいい
・などなど。
回答の傾向は、まず誰を頼るべきか、というふうになりがちです。
はい、それも重要です。
ただ、その前にイメージしておいたほうがいいことはあると思います。
なんだと思いますか?
答えだけを言うならば、「家づくりのコンセプトを決める」です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、
「そもそも何のために家を建てるのか」と立ち返るための場所、と言い換えてもいいかもしれません。
土地探し、家づくりが始まると、
・○○は付けた方がいい。
・○○をしたら後悔した。
・「家づくりの失敗10選」
・インフルエンサーの考えた家づくり○○基準
・道路が北にある土地はよくない
など、放っておいても向こうから情報が来てしまう時代です。
そういったものを取り入れること自体は決して悪いこととは思いません。
むしろ、知らずに家を建てて、後から「これもできたんだ。。。」と思うよりはぜんぜんいいと思います。
問題は、こういった言説や情報によって「そもそもなんのために家を建てるんだっけ」がブレてしまい、最後にはわからなくなってしまう場合がある点です。
たとえば、コンセプトの一例ですが、
・家族が安心して過ごせる性能の、シンプルな住まいを建てる
・趣味と生活が近い、毎日が楽しい住まいを建てる
・ズボラ家族でも、美しく暮らせる収納と動線の住まいを建てる
・将来が不安にならないように、メンテナンスフリーに近い家を月○○円の返済で建てる
など。
マドリヤへお越しいただいた場合の、最初のヒアリングは、この、
「なんのためにどんな家を作るのか」を掘り下げてお聞きしていることになります。
土地探しの場合はより、この「家づくりコンセプト」が重要です。
これが無いまま、
・○○駅まで徒歩20分以内
・スーパーは2か所以上
・都市ガス
・南道路
のような「絞り込み条件」だけが独り歩きしてしまうと、
コンセプトの実現に必要な条件を満たしていない土地を購入してしまうことになります。
「プライバシー性の高い、外空間を気兼ねなく活用できる家」を手に入れようとしていたのに、
不動産屋さんから「このエリアでこの価格、南道路の土地は希少です!」などと押されて契約してしまったら、
家づくりコンセプトに合わせるためのプランは、できなくはありませんが難しくなります。
マドリヤの場合、設計事務所ですが宅建業も兼ねていますので、設計士主導の土地探しができます。
宅建免許(と、たまたまそこにいたスタッフ小俣)です。
まず最初の無料相談会では、ご家族にとっての家づくりがどんなコンセプトなのかを丁寧にお聞きしていきます。
間違っても「家づくりコンセプトは何ですか?」とは聞きませんのでご安心を。
・どんな実家で暮らしていたか
・生活のリズムがずれている家族はいるか
・洋服はどれぐらいあるか
・趣味は何で、週末は何をしているか
・現在の住まいで困っていることはあるか
みたいな簡単な質問でつかんでいきます。
もちろん、この駅に住みたい、何分以上は歩きたくない、などの条件も言っていただいて大丈夫です。
話を戻しますが、私にとっての最初の問い
「土地を探して家を建てる場合、何から手を付けるのが正解か?」
は、
「家づくりのコンセプトを明確にするために、土地探しができる設計事務所と話をしてみる」
が答えとなります。
その際はマドリヤを選んでいただけるとうれしいですね。(営業です)
落合